こんにちは!やる気ハッカー 北村です。
昨今、「インターネットでビジネスをやるならブログが必須だよ!」という話がよく聞かれます。ブログでの集客を教えてるコンサルタントさんなんかもたくさんいらっしゃいますね。
もしあなたが、
「よし、自分もブログをかくぞ!」
と一念発起したものの
- ブログを書く、と言ってもどこから手を付けたら良いのかわからない
- 文章力に自信がない
- 書いてるうちにだんだん内容が明後日の方向にいってしまう
というような悩みを抱えているなら、今回お伝えする「ブログ記事作成のプロセス」がお役に立つかもしれません。
Contents
どんなブログ記事を書けばよいのか?
芸能人のブログなどを参考にしてブログに取り組むと、「日記ブログ」が出来上がります。
たとえばあなたが、簡単には参加できない高級会員制クラブのメンバーで、そのクラブで経験した出来事をひたすら書き連ねるブログを運営しているならば、そのクラブに興味がある人にとってはとても読み応えのあるブログができあがるでしょう。
でも、あなたがごく一般的なサラリーマンで、「今日のお昼ごはんはカツ丼食べた」とか「今日は仕事がうまく行かなかった」とか、ありふれた日常をぽつぽつと書いているだけだと、残念ながらそのブログが誰かの役に立つとは言えません。1 知らない誰かのただの日常を読んで喜ぶ人はよほどのマニアだと思います。
ビジネスに役立つブログとはまず第一に「記事を読んでくれた人の役に立つ」もの。そして、「役に立つ記事を書いたあなた」の価値が上がり、ブランディングにつながる…という流れです。
つまり、「読んだ人の役に立つ記事」を書いていく必要があるのです。2
読んだ人の役に立つ記事とは?
「読んだ人の役に立つ記事って簡単に言うけど、どんな記事が役に立つのかなんてわからないよ…」
という声が聞こえてきそうですがw、役に立つ記事といってもいろいろありますね。例えば
- 話題のトピックについて、関連情報を集めてまとめるとともに、専門性をもって分析する記事
- AとB、どっちがいいのかな?と悩んでる人に向けた比較記事
などでしょうか。これらの記事を書く時は、元情報が自分の外にあるため、情報を取ってくる「取材」行為が必要です。
一方、元情報が自分の中にある場合もあります。それは、「あなたが持っているノウハウ」を伝える記事を書く時。
世の中にあるノウハウを横流しして紹介するのも良いですが、
あなたの経験や想いを抽象化し、読んだ人が自分に当てはめて行動できる記事
こそが、あなたにしか作れないオリジナルコンテンツなんです。机上の空論ではなく、あなたが実際に経験したという「事実」に基づいているのなら、それはネットや本で聞きかじっただけのものとは比べ物にならない説得力を持ちます。
ブログ記事を戦略的に作成する3プロセスはこれだ!!
「よし、どんな記事が役に立つかわかった! さっそく自分の経験をもとに書くぞ!!!」
と気合十分でパソコンのテキストエディタを開く…のはちょっと待って下さい。w
その気合は大変すばらしいのですが、ノープランで挑むとたぶん最後まで書き上げることができません。実はそこそこ長い文章を最初から最後まで書き上げるのは結構難しいんです…慣れてないと特に。
ここからは、文章を書き慣れていない人でも、一つのブログ記事を最後まで書き上げるための「戦略」をお伝えします。
その戦略を構成する3プロセスとは
- 書きたいことを決める
- どんな風に書くか決める
- 実際に書く
です。
それぞれの重要性について説明していきますね。
1.書きたいことを決める(主題)
これがないと始まらないですね!主題がないと何かを伝える文章は書けません。
主題の決め方はこんなかんじです。
- 失敗するパターン
- 頭に浮かんだ一つのトピックを主題にして書く
- うまくいくパターン
- 頭に浮かんだトピックの関連トピックを書き出した上で、1記事内で書く範囲を決める
失敗パターンをやってしまうと
書いてる途中に『あれも書こう、これも書くべきか』といろんな関連トピックに言及しようとしてしまい、内容がとっちらかる
という結果が待っています。そのトピックについてあなたが詳しいほど、余計にその傾向は強まるでしょう。
うまくいくパターンを実践する時のおすすめは「マインドマップ」です。マインドマップを使ってネタ出しをすることにより
- 関連トピック含めて一気にキーワード出しができ、後付けも簡単
- キーワード間の関連性が見える
- 1記事でどのトピックを書くか可視化できる
というメリットがあります(実際どんな風に書くかは改めて別記事にしたいと思います)。
2.どんな風に書くか決める
ここでやることは「記事の設計」です。1.で決めた主題および関連トピックを、記事の中でどのように並べて一つの文章にするのかという構成を決めていきます。
ここでの構成次第で、文章の読みやすさや説得力が変わってきますので、論理的な文章を書くためにしっかりやりましょう。
実践方法は自由ですが、僕は高橋政史さんが提唱している方眼ノート活用術を使っています(これも別記事で改めて細かく紹介します)。
3.実際に書く
ここまで、1.と2.のプロセスにより
「記事内で扱うトピックが決まっている(=このトピックは扱わない、と取捨選択ができている)」
「どんな順番で各トピックを扱っていけばよいかが決まっている」
ので、あとは書くだけ。ここはPCで書いても、紙に書いてからPCに転記しても良いですが、とにかく「書く」ことに集中します。読みやすさを向上させるための細かい言い回しとか、文章の見た目なんかはこのプロセスで扱います。
最後まで書き上げたら記事完成!あとはアップロードして終了、おつかれさまでした。
まとめ
ちょっと長くなりましたが、いかがでしたでしょうか。
今回お話したかったことをまとめると
- 自分の経験を抽象化して、読者の役に立つ記事を書こう
- ブログ記事を戦略的に作成するには3プロセスでやろう
- 書きたいことを決める(手段:マインドマップ)
- どんな風に書くか決める(手段:方眼ノート活用術)
- 実際に書く
ということです。簡潔ですね!w
今回の記事は、まさに文章を書くのに慣れていない僕が、それでもなんとかブログを更新するために
「難しいことを考えなくても、この型に乗っかればブログ記事のできあがり」
というプロセスを作りたくて考案したものなので、なるべくシンプルかつ漏れのないようにしたつもりです。
「ブログを書く」というと、それ自体が一つのタスクのように思えますが、実はこんな風に複数のプロセスによって構成される高度で複雑な「プロジェクト」なのです。これを認識せずに1.と2.のプロセスをすっ飛ばしていきなりキーボードを叩き始めたら、
- どんどん頭に浮かぶトピックのうちどれを記事に盛り込むか判断しながら
- どういう構成にすれば説得力のある文章になるか考えながら
- 文章の見た目や細かい言い回しを考える
という凄まじいマルチタスクを強いられることになります。3
野球のバッティングやピッチングも、最初のうちはフォーム(型)を学ばないと、まともにバットを振ったりボールを投げたりできませんよね。
今回の話もブログ執筆の「型稽古」だと思って、取り組んでみてください。この記事が、あなたのブログ更新のきっかけになれば幸いです。
それでは明日も一歩踏み出していきましょう!!
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